かつてドイツ代表の10番として活躍したメスト・エジル。代表戦92試合に出場し、2014年にはワールドカップ優勝も経験した。

彼はドイツ生まれながら、トルコにルーツを持つ。

同じトルコ系ドイツ人であるイルカイ・ギュンドアンとともにトルコのエルドアン大統領と写真撮影をしたことをドイツサッカー連盟から批判されると、2018年にドイツ代表を電撃引退。

「勝った時はドイツ人、負けた時は移民扱い」などと不満を表明すると、“人種差別と蔑視”を理由にチームを去っている。

2023年に現役引退したエジルは36歳になったが、政治の道に進むようだ。

トルコ紙『Hürriyet』は、トルコの公正発展党(AKP)が23日に発表した新たな党中央執行委員会メンバーにエジルが名を連ねたと伝えた。

AKPはエルドアン大統領が党首を務めるトルコの政権与党。

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同紙は「エジルが政治の世界に足を踏み入れた」、『DW』も「エジルはAKPの中央執行委員会に参加して政界入り」と伝えている。

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