ライバルチーム・ガラタサライを「猿みたい」と揶揄し、人種差別発言として炎上中のトルコ1部フェネルバフチェの監督ジョゼ・モウリーニョ。
そんな渦中の名将に対し、チェルシー時代に同氏からの薫陶を受けプレミアリーグ得点王にも輝いた元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが胸中を明かした。
26日に自身の公式X(旧Twitter)に掲載した投稿でドログバは「ジョゼ・モウリーニョについての最近のコメントを見ました。
私が彼を25年間知っていること、そして彼が人種差別主義者ではないこと、そして歴史がそれを証明すると信じてください」
「どうして私の“父親”が人種差別主義者であるなんて言えようか(首をすくめる絵文字)」と語り、“父親”と慕うモウリーニョ監督を擁護した。
なお、ドログバは2013年から14年までガラタサライでプレーしていた。
現在、ヨーロッパではイスラム教への恐怖感情などを原因としたトルコ人への人種差別行為が社会問題となっている。サッカー界でも、トルコにルーツを持つ元ドイツ代表MFメスト・エジルへの人種差別行為が度々発生していたことはまだ記憶に新しい。