かつてプレミアリーグ最強に君臨したマンチェスター・ユナイテッドだが、近年は低迷が続いている。
今季途中にルベン・アモリン監督を招聘した今季もプレミアリーグ14位に沈んでいる。
先月26日のイプスウィッチ戦は3-2で勝利したものの、開始わずか4分でミスから失点し、前半のうちに退場者を出すなど苦しんだ。
この試合では20歳のアルゼンチン代表アレハンドロ・ガルナチョの行動が物議を醸した。チームが数的不利になった直後に交代させられると、ベンチではなくロッカールームに直行したのだ。
その件について、アモリン監督はこう説明した。
「あれは面白かったね。なぜなら、彼は後日に私のオフィスに来たからね。
少し調べたが、(試合中の雨で)彼は濡れていたので、ロッカールームで着替えをしていた。
彼はベンチではなく、違うところで試合を見ていた。試合後にもそこにいたし、それから帰宅した。だから、問題はない。
ただ、マンチェスター・ユナイテッドではすべてが重要だと彼らに伝えた。ビッグクラブにおける認識は本当に大事だと。だから、彼はチーム全員にディナーを驕る、それだけさ。
彼は理解したと思う。彼はいいプレーをしていたが、その時間で交代にならなければいけなかった。あらゆることに対処するのは難しいが、彼らはそうしなければならない。私は彼らがよりよい選手になるための手助けをしているだけさ」
ガルナチョは交代に不満で直帰したわけではなかったとのこと。ただし、チーム全員に夕食をご馳走することになったそう。
彼は弱冠18歳で代表デビューした逸材で、5000万ユーロ(78.1億円)の市場価値がある。また、好きだという日本のアニメ「キャプテン翼」と「イナズマイレブン」のタトゥーを足に彫っている。