今季、古巣サントスに復帰したネイマール。若き日の彼がサントスからバルセロナに移籍したのは、2013年のこと。

そうしたなか、ネイマールが驚きの秘話を明かした。『Podpah』で、ジョゼップ・グアルディオラ監督から直接勧誘された話を暴露したのだ。

「プスカシュ賞の授賞式のためにスイスに行った。父が部屋に電話をしてきたけれど、午前2時頃だったので寝ていた。『お前の部屋に行くから、ドアを開けてくれ』と。

下着とナイトガウンだけで、ドアを開けたら、父とグアルディオラがいた。俺は戻って、ショーツを履いたよ。『クソ…父さんは言ってくれなかったじゃないか』ってね。

その場には父、グアルディオラ、スペイン語がよく分からない通訳がいた。グアルディオラから『私が行くチームに君を連れて行きたい』と言われた。

無所属だった彼は、すでにあるチームと契約していたけれど、それを言うことはできなかった。

『私と一緒に来てほしい。君を最高の選手にする』と。紙を取り出して、『君はこのポジションでプレーし、あれをしたり、これをしたりする。シーズン60ゴールを決めなかったら、君の名前を変えるぞ』ってね。

彼からそう言われて、震えたよ。だって、グアルディオラが朝3時に自分の部屋にいて、そんなことを言うんだからね。

『分かりました、どこのチームに行くんですか?』と聞いたけど、『それは話せない、まだ発表されないからね』と。

『お願いです、言ってください』と尋ねた。自分が行くかもしれないチームが分からないからね…。すると、彼は『バイエルンと契約するつもりだ』と明かしたんだ」

グアルディオラ監督は2012年にバルセロナの監督を退任。1年の浪人期間を経て、2013年にバイエルンの監督に就任した。当時、ネイマールをバイエルンに連れて行くために自ら説得に乗り出していたとか。

ネイマールとケンカ別れしたスター6人

レアル・マドリーも彼の獲得を狙っていたが、ネイマールが選んだのはバルサだった。

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