アーセナルは4日に行われたPSVとのUEFAチャンピオンズリーグに7-1で大勝した(負傷離脱中の冨安健洋は欠場)。

前半に3点を奪うと、後半にも得点を連取。Optaによれば、アーセナルは、CL決勝ステージのアウェイゲームで7得点した初のチームになったという。

一方、惨敗したPSVのピーター・ボス監督はこううなだれていた。

「ひどい夜になった。ノーチャンスだった。我々はベストな状態ではなかったが、アーセナルが素晴らしいプレーをした。今日はチャンスがなかった。

(監督も選手も)どちらも悪かった、間違いない。守備が本当にお粗末だった。こんなプレーでは成功できない。こんな大敗は予想していなかったので、選手たちは失望していた」

61歳のボス監督は元オランダ代表選手で、現役時代にはジェフユナイテッド市原(当時)でもプレーしたことがある人物。

『Prime Video』で試合を解説した元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、そのボス監督に同情していた。

「監督としてこんなひどい結果になった後にメディア対応するのはとても難しい。自分も経験がある。

ピーター・ボスはこの試合に向けて戦術を練り上げ、アーセナルに対する正しい戦い方を見つけたと思っていたに違いない。ただ、アーセナルはあまりにも格上だった。

彼が出てきて質問に立ち向かったことは大きな称賛に値する」

世界的スター選手だったルーニーだが、監督としては成功できていない。

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昨季はバーミンガムをわずか15試合で解任され、その後、チームは英3部へ降格。今季もプリマスを25試合で解任されている(チームは英2部23位で降格危機)。”経験者”として大敗したボス監督に思いを寄せていたようだ。

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