多くの日本人選手が所属するベルギー1部のシント=トロイデン。

今季は下位に低迷する厳しい戦いを強いられているが、7日の第29節ベールスホット戦に2-0で勝利した。

小久保玲央ブライアン、小川諒也、伊藤涼太郎、藤田譲瑠チマ、山本理仁が出場した試合は、前半17分にシント=トロイデンがPKで先制するも、前半28分にPKのピンチが到来。

だが、守護神小久保が相手のキックを読み切った値千金のセーブで阻止!シント=トロイデンはレギュラーシーズン最終節を前に大きな勝点3を手にした。

「小久保が、ホームチームにとって再び重要な存在となる!日本人は鋭く、反応が良く、同点弾を許さず」と現地紙もその活躍を讃えている。

一方、元オランダ代表のスターであるディルク・カイト監督が率いる最下位ベールスホットは痛恨の敗戦となり、「カイト失望。ベールスホットがSTVVとの降格争いで敗北」と伝えられていた。

14位シント=トロイデンは16日のレギュラーシーズン最終戦で明本考浩と大南拓磨が所属する9位ルーヴェンと対戦する。13~16位になったチームは残留をかけた降格プレーオフを戦う。

「凄い選手がいたのに降格の悲劇に泣いた10のチーム」

パリ五輪で活躍した24歳の小久保だが、まだ日本代表経験はない。欧州で存在感を発揮しているが、今年こそ初招集となるだろうか。

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