マンチェスター・ユナイテッドは、現在のスタジアムであるオールド・トラッフォードに代わる新スタジアムの建設を計画しているようだ。

『The Athletic』は10日、匿名の関係者による情報として、ユナイテッドは既存のスタジアムの改修ではなく、新スタジアム建設を決断したと報じた。

記事によれば、新スタジアムは、ユナイテッド共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏が語った「世界で最も偉大なクラブにふさわしいスタジアム」として、およそ10万人の収容人数を予定しており、クラブはこの情報を現地時間の11日中に公式発表する予定だという。

新スタジアムの建設には莫大な資金が必要となる見込みで、ラトクリフ氏は「スタジアム建設には政府の支援は必要ないが、それに伴うインフラ整備などの周辺地域の開発には公的資金が必要になる」と見込んでいる。

資金面での懸念はまだ残されている一方で、新スタジアムのデザインについてはもう完成しているらしく、ラトクリフ氏が「世界最高の建築家」と評するノーマン・フォスター氏が携わっているようだ。

ラトクリフ氏は、スタジアムのデザインについて「最も象徴的で、信じられないほど」であるとし、「新スタジアム建設が決定し、5、6年後にそのスタジアムに移転できれば、それは素晴らしいものになるだろう」と述べた。

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10万人規模のスタジアムとなれば、世界最大級のスタジアムとなるが、果たして計画は実現するのか。クラブの決断に注目だ。

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