2024年のパリ五輪で準々決勝敗退となったU-23日本代表。
若きサムライたちは予選もかねたU23アジアカップでは激戦の末に優勝を果たしたが、本大会では世界の壁を経験した。
その五輪代表でエースとして期待されていたのが、細谷真大。
日本代表経験もある23歳のストライカーは、2023年シーズンに柏レイソルで14ゴールとブレイクしたが、昨季は6ゴールに終わった。背番号を9に変更した今季は、心に期すものがあるはずだ。
『CIES』によれば、その細谷はJリーグのセンターフォワードのなかで、90分平均のハイスプリント数が最も多い選手だそう(ハイスプリントは時速25キロ以上で0.7秒以上走るもの)。
また、細谷とともにパリ五輪に出場した山本理仁は、ベルギー1部のシント=トロイデンに所属しているが、『CIES』によると、ベルギーとオランダリーグのなかで90分平均のハイスプリント数が3番目に多い選手だとか。
23歳の山本は左利きの技巧派MF。今季序盤は先発起用されていたが、怪我もあり、徐々に出場機会が減少…。
ベルギーのレギュラーシーズンは残り1試合で、14位シント=トロイデンは最終節で降格プレーオフ圏内からの脱出を目指す。山本にチャンスは訪れるだろうか。