20日に行われたFIFAワールドカップ予選バーレーン戦で2-0と勝利し、世界最速で本大会への出場権を獲得した日本代表。
前半は0-0のスコアレスで終わり、なかなか相手が準備してきたディフェンスを崩しきれず、VARで得点が認められなかった場面も見られるなどスムーズには進まず。
しかし後半には途中出場の選手が徐々に日本側へペースを引き込み、伊藤洋輝の縦パスを起点としたプレーから先制点を奪取。久保建英のお膳立てから鎌田大地が裏に抜け、バーレーンが守るゴールに浮かせたシュートを流し込んだ。
話題になったのはそのシュートの形。鎌田はボールを上から叩いて地面に当てて小さなループを作っていた。これは元ドイツ代表MFメスト・エジルが得意とした特殊プレーである。
試合終了後に『DAZN』のプログラムに出演した鎌田は、そのプレーについて以下のように話していた。
「途中から試合に入ってゴールやアシストをすることは意識していましたけど、まずは失点しないことだったり、自分がやらなければならないことをしっかりやろうと思っていました。
バーレーンが守備でうまくやっていたので、自分がうまく(ボランチとの間の)中継地点になれればと思って試合に入りました。
(エジルシュートは狙っていた?)みんなには信じてもらっていないんですけど…。昔からエジル選手のプレーは練習でやったりしています。
エジルシュートをやろうと思ってやったわけではないんですけど、自然と出たものです。バウンドさせたみたいな感じですね。普段から練習でやっているので。
ゴールシーンは、最初(久保が)ワンタッチで落としてくれるかなと思っていたんですけど…タケの独特な間合いで(パスが)出てくるんだなと」
ガンバ大阪のジュニアユース→高校他でプロとして成功した「最強イレブン」がこれ
普段の練習でもしばしば試しているプレーで、狙っていたというよりは「自然と出た」エジルシュートだったそうだ。