スペイン代表は、20日に行われたオランダとのUEFAネーションズリーグを2-2で引き分けた。
ロッテルダムで行われた試合では19歳のDFディーン・ハイセンがスペイン代表デビューを果たしている。
197㎝を誇る長身の彼は、アムステルダム生まれで、かつてアヤックスなどでプレーしたドニーを父に持つ。
息子ディーンは5歳でスペインに移住しており、オランダのユース代表経験もあったが、U-21代表からスペインに鞍替えしていた。
『A Bola』によれば、「祖国を裏切った裏切者」扱いされたディーンは、代表デビュー戦でボールタッチのたびに地元オランダサポーターから大ブーイングを浴びていたとか。
ただ、本人は「自分はスペイン人だと感じているし、マラガは自分の故郷」と話していたそうで、オランダではスペインに有望株をぬき抜かれたサッカー協会の対応を批判する声もあるそう。
彼はマラガのユースからユヴェントスに引き抜かれた後、2024年からボーンマスでプレーしている。
そのボーンマスの監督は元スペイン代表アンドニ・イラオラで、ハイセンのスペイン代表入りには指揮官も関係しているとかいないとか。