今夏にアメリカで行われるFIFAクラブワールドカップには浦和レッズを含め世界各国から32チームが参加する。

ただ、近年問題視されている過密日程を加速させるという指摘もあり、チケット販売も苦戦している。

『Guardian』によれば、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、アメリカのドナルド・トランプ大統領と会談するなど、大会の売り込みに躍起になっているという。

それでもチケットの売り上げはかなり低迷しているようだ。6月26日にオークランドで行われるマンチェスター・シティ対ユヴェントス戦は2万人収容のスタジアムで行われるが、三分の一が売れ残り。

6月19日にはリオネル・メッシ擁するインテル・マイアミとポルトとの試合は、アトランタの75,000人収容のスタジアムで行われるが、観客が収容人数を大幅に下回るのではないかと懸念されている。

FIFAは一部の試合ではチケットが完売しているとしているが、今大会ではチケットの転売が公認されているため、あまり意味を持たない。

そのうえで、FIFAは「サッカーがせいぜい4番目に人気のあるスポーツであるこの国で、平均的なアメリカ人消費者が選択できる娯楽がたくさんある時期に大会を開催しようとしていることを認めている」とのこと。

今大会は6月14日から7月13日までの期間にアメリカで開催されるが、当初から難しい土地柄・時期であることはFIFAも認識しているようだ。

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