かつて堂安律もプレーしたオランダの名門PSVは、24日に選手ひとりが活動性結核症と診断されたと公表した。

「活動性結核の場合、細菌は空気を介して拡散する可能性がある」としつつ、当該選手は状況下で順調に回復しており、周囲に感染が広がった兆候はなく、さらなる感染の可能性は低いとしている。

クラブは選手名を明かしていないが、『De Telegraaf』などによれば、罹患したのはスペイン人FWルーカス・ペレスのようだ。

かつてアーセナルでもプレーした36歳の彼は、今冬にデポルティーノ・ラコルーニャを退団したのちに2月にPSVへ加入。

ここまで3試合で24分しかプレーしていないが、「残り試合は出場できない可能性が高い。少なくとも3~4週間の隔離期間があり、状況に応じて延長されうる。さらに、抗生物質の投与が必要であり、それが病状に影響を及ぼすため、復帰できるまでに再び体調を整える時間が必要になる。そのため、最低でも5~6週間の欠場になる見込み」とのこと。

「喫煙者なのに、世界的スターになった」10名

先日、ペレスは「自分は2歳の時に両親に捨てられ、孤児院を経て祖父母のもとで育てられた。(プロ選手として成功した自分に)父は一生生活費を求めてくる。自分がアーセナルと契約した時、母も金の無心をしてきた。 父の問題はまだ続いていて、裁判もあるし、何度か会ったこともある」というショッキングな生い立ちを告白したばかり。PSV加入時にも父親からのたかり行為があったようだが、あまりに辛い災難となってしまった。

【厳選Qoly】日本代表、全選手の契約メーカーと着用スパイク一覧(2025年3月シリーズ完全版)