今年2月の誕生日で40歳になったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。
23日に行われたデンマークとのUEFAネーションズリーグ準々決勝2ndレグでは、痛恨のPK失敗があった。
前半6分に自ら得たPKを蹴るも、38歳のGKカスパー・シュマイケルに阻止されて得点ならず…。
思わず顔を覆っていた、ロナウドは後半17分に汚名返上のゴールを奪取。角度のないところからシュートを蹴り込み、代表通算136点目の得点を決めてみせた。
ポルトガルは延長戦の末に2ndレグを5-2で制し、2試合合計スコア5-3で準決勝進出を決めている。
ロナウドは『NOW』でPK失敗についてこう話していたそう。
「ポルトガル人はいつも最後まで苦しむものさ。(土曜日の)記者会見で、自分の気持ちを表明した。
なぜなら、ファンが味方についてくれて、選手たちがうまくやれて、ピッチにエネルギーがあれば…あのPKを外した後でも、次のステージに進むことができると感じていた。PKはゴールを狙う者だけが失敗することができるものだ。
そして、それ(勝ち抜け)が起こった。素晴らしい夜だった。ポルトガルはよくやった。デンマーク相手に5ゴールを決めるのは決して簡単なことではない。
選手、スタジアムにいた人々、ポルトガル全国民、我々全員が祝福されるべきだ。みんなが同じ船に乗って、ベスト4に進出することは非常に重要だった」
ロナウドが代表戦でPKを失敗するのは、昨年行われたEURO2024のスロベニア戦以来のこと。それでも、PKを失敗するのは蹴る勇気のある選手だけという格言を口にしていたようだ。
ポルトガルは6月にドイツとの準決勝、そして、決勝戦か3位決定戦を戦う。そのため、2026年W杯に向けた欧州予選を戦うのは9月からになる。