今季、Uリーグ(韓国大学リーグ)の漢陽(ハニャン)大からKリーグ2(韓国2部)の仁川ユナイテッドに入団した日本人FW西条翔太が、今月23日に行われたコリアカップ(コリア杯)2回戦の春川市民FC戦の後半から途中出場し、プロデビューを果たした。
2006年生まれの西条は大阪の桃山学院高を卒業後、2024年に韓国の漢陽大へ進学。
昨季のUリーグでは192cmの圧倒的な高さを生かして躍動し、14試合6得点を記録した。
コリア杯2回戦の後半スタートからピッチに投入され、最前線で体を張ったポストプレーでチャンスメイクするなど、デビュー戦で印象的なプレーを見せた。
以下、仁川公式が掲載した西条のコメント。
ーープロデビュー戦を振り返って
「チームが勝利して本当にうれしいです。しかし、(私の)ゴールがなかったので、次はゴールも入れられるように努力します」
ーー(大学の)チームメイトは祝ってくれたのか。
「そうです。『おめでとう』とたくさん言ってくれました」
ーー背を向けてボールを守るプレーが印象的だったが。
「学校(漢陽大)でも自信がありました。そしてもっとできるはず」
ーー大学リーグと(プロ)の違いについて
「雰囲気が1番違います。体の競り合いももっと強いようです」
ーーサッカー選手としての目標は
「ゴールをたくさん入れることです。試合にもたくさん出たいです。(この試合で自身を起用したユン・ジョンファン)監督に感謝します」
ーー最後にファンへ一言
「きょう、応援に来てくださって本当にありがとうございます。次回もよろしくお願いします」
西条はこの試合後のコメントをすべて韓国語で回答したという。
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かつてJリーグで指揮を執ったユン・ジョンファン監督が率いるチームでの若き大型ストライカーのさらなる成長に期待だ。