カマタマーレ讃岐は3日、6月に行うJ3のホームゲーム2試合、7日(土)のFC大阪戦と21日(土)のAC長野パルセイロ戦を、屋島レクザムフィールド(高松市屋島競技場)で開催することが決まったと発表した。

通常は丸亀市のPikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)でホームゲームを開催している讃岐。

屋島レクザムフィールドは、高松市中心部からほど近い屋島にある陸上競技場で、老朽化した香川県立屋島陸上競技場を改築。2017年にオープンした新しいスタジアムだ。

バックスタンドの奥にそびえるのは、国の史跡及び天然記念物に指定されている「屋島」。高松市のシンボルとなっている。

屋島

讃岐は昨年10月のガイナーレ鳥取戦にて、初めて屋島レクザムフィールドでホームゲームを開催し、4,185人を動員。高松市は香川県の人口95万人のうち41万人が住んでいることもあり、昨季の平均入場者数1,949人を大きく上回る結果となった。

こうした実績もあってか、今年は2試合の開催が決定。ただし、屋島レクザムフィールドは住宅地にある競技場のため、観戦ルール・マナーについて、騒音対策の観点からあらためて確認を進めているという(詳細は後日発表)。

高松市の大西秀人市長も昨年会見で「カマタマーレ讃岐が少しでも活躍できるように香川県全体で盛り上げていくべく、高松市としてもいろいろ応援をしてまいりたい。高松での試合もできれば充実させていきたい」と話しており、2年連続の開催にこぎつけたことはクラブとして大きな前進と言えそうだ。

次回W杯の開催地、アメリカのスタジアム収容人数ランキングがすごすぎる!8つが「10万人超」

なお、スタジアムのネーミングライツを取得しているレクザムは、エレクトロニクス事業やスキー用品・スノーボードの開発製造などを行っている企業。香川県内にいくつもの工場や事業所があり、カマタマーレ讃岐の胸スポンサーも務めている。

【厳選Qoly】あの意外なスター選手が!プレミアで「最も足が遅い」5名の選手