岩田智輝が所属する英3部のバーミンガムが2部昇格を決めた。
8日の第31節ピーターボロ戦に2-1で勝利し、6試合を残して2部復帰を決めている。
今季のバーミンガムは29勝8分3敗、73得点・29失点はいずれもリーグトップと圧倒的強さを見せつけた。
NFLのレジェンドであるトム・ブレイディも少数株主となっているバーミンガムは、昨季途中にウェイン・ルーニーを監督に招聘したが結果的には3部へ降格。今季は2500万ポンド(46億円)という補強費を投じてチームを強化。3部レベルではない破格の資金力とチーム力で2部返り咲きを決めている。
そのなかで岩田は34試合で5ゴールと貢献しており、『BBC』は「夏に獲得した岩田は中盤で活躍。彼とペク・スンホは中盤に気品をもたらした」と称賛していた。
28歳の岩田は2019年のE-1で日本代表にデビューしているが、それ以降は招集されていない。
なお、トム・ブレイディは「君たちを誇りに思う!これからもやり続けよう」、「チャンピオンシップ(2部)に戻ってきたけれど、まだ終わりじゃない。NFLファンたちは、イングランドサッカーのピラミッドで金融学習を受講している!!」とSNSでバーミンガムの2部昇格を祝福。NFLを含めてアメリカのスポーツには昇格・降格がないが、それに触れていたのだろうか。