サッカーの試合中にまたも悲劇が起こってしまったようだ。『The Sun』などが伝えている。
アクシデントが発生したのは4月6日に行われたペルーカップ、レアル・ティタンとディフェンサ・ヌエバ・カハマルカの一戦でのこと。
1-1で迎えた70分、ペナルティエリア内に侵入したレアル・ティタンのヘラル・ゴンサレス・アルタミラノが相手GKと接触。それほど強いコンタクトではなかったものの、頭に強い衝撃を受けて意識を失ってしまう。
すぐさま病院へ搬送されたヘラルだったが、頭部の動脈が破裂しており、3日後の4月9日に亡くなったことが公表された。
しかも、試合には父親であるホセ氏が観戦に訪れていたとのこと。息子の死去を受けて彼は地元テレビ局のインタビューで、涙ながらに次のように語った。
「この計り知れない痛みの中で、皆さんの支えに感謝しています。ヘラルは幼い頃から偉大なサッカー選手になりたいと願っていて、いつも夢を語っていました。チームは今後のすべての成果を、彼に捧げてくれると信じています。
最初は別の選手が倒れたと思っていたのですが、息子だと気づいた瞬間、ピッチに駆け寄りたくても許されず、病院で会ったときにはすでに危篤状態でした」
今回の悲劇にペルーサッカー連盟(FPF)も哀悼の意を表している。