小川航基、佐野航大、塩貝建人の日本人トリオが所属するオランダ1部NECナイメーヘン。
20歳の塩貝は、11日のRKC戦で先発起用されるなどロヒアー・マイヤー監督の信頼を勝ち取りつつある。彼は昨夏に慶應義塾大学ソッカー部から加入した快速アタッカーだ。
『Forza NEC』によれば、塩貝はNECサポーターの人気者になっているそうで、マイヤー監督は彼への期待をこう語っているという。
「彼が日本(横浜F・マリノス)でプレーしたのは、交代出場で5試合だけ。実際はプロ1年目だった。
歩んでいる姿、全く異なる環境であることを考えれば、彼が正しい道を歩んでいると分かる。はるかによくなった、これはいい成長だ。
彼は力強く、スピードがあり、ゴールにこだわり、ジャンプ力も抜群。非常にバーサタイル(多才)だ。
より求められていることを理解できるようになり、言葉もさらに理解できるようになれば、それは間違いなく助けになる。順調にプレーしているし、求められていることを理解できるようになっている。
当初、トレーニングでは、ボールが来たら必ずシュートしていたが、今ではパスも出せるようになった。まさに正しい方向に進んでいると言える」
指揮官は、塩貝のストライカーとしての総合的な能力に特に魅力を感じているとのこと。