2022年W杯で日本代表の守護神を務めた権田修一。
昨シーズン限りで清水エスパルスを退団した36歳のベテランは、2023年以降は代表に呼ばれていない。
代表復帰と2026年W杯出場のために海外移籍を目指していたなか、3月31日にハンガリー1部のデブレツェンとの契約を結んだ。
その権田がDAZNのやべっちスタジアムにVTRで出演し、こう語った。
「年齢的にも36ですし、冬の移籍市場でGKを獲得するチームはなかなか少ないので、正直、夏までは無所属でいいかなという気持ちでいたので。
ただ、デブレツェンにもGKに怪我人が出て、急遽GKが欲しいということだったので、今回縁があって所属することになりました。
食事はチームから一切提供がないので、朝ごはんを自分で作って食べて、練習に行って、昼ご飯を自分で作って食べて、夜ごはんも作って食べてという生活を…僕はひとりでこっちに来ているので、自分自身をマネージメントするいい機会なのかなと。
前回のW杯はエスパルスに所属しながら出場しましたけど、個人的にはヨーロッパでプレーしながらW杯に出場するのが目標としてあるので、ここで残された試合をしっかりプレーすることが日本代表にも(つながる)。あとは、夏以降により高いレベルのクラブに移籍する意味でもすごい大事になってくる」
また、「正直、(どこかのチームに)所属するイメージがなくヨーロッパに来ていた」とも明かしており、半年間は無所属になることも覚悟していたとか。
現在は妻子を日本に残して単身赴任生活を送っており、日々自炊をしているとのこと。
そして、今夏にはハンガリーからよりレベルの高いリーグへ移籍したいようだ。