昨年6月に54歳で亡くなったケヴィン・キャンベル氏。
アーセナルで200試合以上、エヴァートンで160試合に出場するなどプレミアリーグで活躍したフォワードだった。
『A Bola』は、キャンベル氏の死をめぐる謎に終止符が打たれたと伝えている。検視の結果、死因は自然死と判定されたという。
2024年1月頃までは健康だった同氏は、最初の入院時に体重が124キロから98キロに減少したが、その後退院。その2か月後に、再び入院した際には54キロにまで痩せており、遺族がそれに疑問を呈していたという。
そして、感染症の診断の遅れが死因となった可能性が調査されることになった。
今回の審問では、キャンベル氏は心不全と腎不全を患っており、それが悪化した後に自然死に至ったと結論づけられたという。
最初の6週間半の入院中に健康状態が悪化した根本的な原因は特定されず。感染性心内膜炎と呼ばれる感染症の診断が遅れたものの、「それが彼の死に与えた影響は最小限に過ぎない」とされたとのこと。