レアル・マドリーは世界で最も裕福なクラブの一つであり、数多くの選手を多額の移籍金で獲得してきた。しかしその一方、選手たちにとっては憧れのチームでもあり、フリーで加入した者も数多い。
今回は『Football Transfers』から「レアル・マドリーの歴史上最高のフリー移籍」をご紹介する。
ベルント・シュスター
年度:1988
加入元:バルセロナ
1988年、当時は今以上に大胆な決断であった「バルセロナからレアル・マドリーへの移籍」をしたドイツの名MF。
所属した2シーズンでリーガ優勝2回、コパ・デル・レイ、スーペルコパを制覇するなど数々のタイトルをもたらし、アトレティコ・マドリーへと去っていった。2007年には監督としてクラブに復帰したものの、その際には5位に沈んで解任されている。
スティーヴ・マクマナマン
年度:1999
加入元:リヴァプール
イングランドで長く活躍したウインガーのマクマナマン。リヴァプールのレジェンドでもある彼は、当時同国の選手には珍しかった国外移籍を決断した。
レアル・マドリーではレギュラーではなかったものの、バックアップやサブとして活躍。2000年のチャンピオンズリーグ決勝では華麗なシュートで優勝に大きく貢献した。