16日、UEFAチャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグでインテルと対戦したバイエルン。

ホームでの1stレグを1-2で落としていた“ドイツの巨人”だが、アウェイでは52分、ハリー・ケインのゴールで先制することに成功。トータルスコアで2-2に追いついた。

しかしその後、58分にラウタロ・マルティネスの同点弾、61分には2019年から4年間バイエルンに在籍していたバンジャマン・パヴァールに逆転弾を献上。

バイエルンも76分のエリック・ダイアーのゴールで食い下がったものの、あと1点届かず。トータルスコア3-4で2大会連続のベスト4進出を逃している。

試合後、バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が語ったのは、CL準々決勝を前にチームを立て続けに襲った負傷者についてだった。

「インテル戦前の一番の問題は、やはり怪我人だったと思う。伊藤洋輝、(ダヨ)ウパメカノ、(ジャマル)ムシアラ、(マヌエル)ノイアー、(アルフォンソ)デイヴィス、(キングスレイ)コマン、(アレクサンダル)パヴロヴィッチを欠く状況で、何ができるかを模索する必要があった」

それでも、チームがインテルをあと一歩のところまで追いつめた点について、39歳の指揮官は「第1戦では結果は別として、良いバイエルンの姿を見せることができたと思う。第2戦でもミラノで前向きな姿勢を見せた。決定機も多く作り、インテルよりも多かった。ただ、現実としてホームでの決勝には進めない」とコメント。

信じられないような怪我で離脱した10名の選手

厳しい状況の中での2戦をポジティブに振り返りつつ、13年ぶりにアリアンツ・アレーナで開催されるCL決勝に進めなかったことを残念がっていた。

【厳選Qoly】U-17日本代表、U17アジア杯で「偉大なポテンシャル」を示した3名のスター候補