今季から日本代表DF伊藤洋輝がプレーするバイエルン・ミュンヘンは、ドイツが誇る世界的ビッグクラブだ。
そのバイエルン一筋でプレーを続けてきた35歳の元ドイツ代表トーマス・ミュラーが今季限りでの退団を発表した。
ミュラーはバイエルン史上歴代1位の出場記録を持つレジェンドだが、今季限りとなっている契約の更新オファーがクラブからなかったとのこと。
本人は来季もプレーするつもりだったものの、「たとえ自分の個人的な希望に沿わなかったとしても、クラブがその信念に従うことが重要。この措置を尊重する」として、これまでの感謝も綴っている。
この知らせを受けた伊藤は、手を合わせるポーズとハートの絵文字で反応。偉大な先輩への感謝と惜別の気持ちをあらわしていた。
ミュラーはサッカー界屈指の奇人・変人キャラとして知られるが、中足骨骨折の再発でシーズン終了となった伊藤に「ファイターである君は必ず戻ってくる」とコメントするなど気遣いも見せていた。
その際、伊藤も「もうすでにあなたのジョークが恋しいです(笑)」と返信していたが、今季限りでのお別れが決まってしまった。