サッカーの試合を観戦するファンは、もちろん熱狂や喜びを味わいたいからスタジアムへとやってくるものだ。しかしながら、その緊張の中でのユーモアは、普段よりもさらに笑いを誘うものとなる。

今回は『GMS』から「もっともファンを笑わせているサッカー選手たち」をご紹介する。

トーマス・ミュラー

国籍:ドイツ

所属した主なクラブ:バイエルン・ミュンヘン

ミュラーは、バイエルン・ミュンヘン一筋の選手として知られているが、その柔らかいキャラクターと自己ネタの多さで、ピッチの内外で大人気でもある。かつて試合後のインタビューで、同僚ロベルト・レヴァンドフスキの得点能力を「ロベルト・レヴァンドゴルスキー」と言い換えた発言は、SNSでたちまち話題になった。

真面目なプレーの反面、冗談を絶やさず周囲を和ませるその姿勢は、チームの雰囲気を明るくする存在。常に笑いながらも全力でプレーし、バイエルン・ミュンヘンの象徴として存在感を示す。

ニール・モペ

国籍:フランス

所属した主なクラブ:ニース、マルセイユ、ブライトン、ブレントフォード、エヴァートンなど

ニール・モペに対する意見は、どのチームを応援しているかによって大きく変わるかもしれない。プレミアリーグでは「煽り屋」として知られており、良くも悪くもサポーターの感情を撫でることができる選手だ。

対面した相手を挑発したりふざけた態度を見せることもあり、トッテナム相手にゴールを決めた際にジェームズ・マディソンのダーツパフォーマンスを真似たこともあった。ただ、その15分後に試合をひっくり返され、逆にモペのほうが煽り返された。

またSNSでの発言も非常に面白いものであり、いわゆる「道化師」としての振る舞いを心得ている男である。