元砂晏翔仁ウデンバ
DF/鹿島アントラーズユース
最後は、準々決勝のサウジアラビア戦に先発した元砂晏翔仁ウデンバ(もとすな あんそにー)。今大会の出場はこの1試合のみだったが、強烈なインパクトを残している。
大会への参加自体、横井佑弥(ガンバ大阪ユース)がコンディション不良のため離脱したことによる追加招集だった元砂。しかし、開催国サウジとの一戦では地元ファンの大声援を前に落ち着いたプレーを披露した。
190cmの長身に卓越した足もとの技術を備えるだけでなく、相手を見てプレーできる点が大きな魅力。フィジカル能力に秀でたDFながら攻撃の“きっかけ”も作り出すことができる稀有な存在だ。
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吉田同様、強豪の街クラブであるFCフレスカ神戸から鹿島アントラーズユースの門を叩いた16歳。元日本代表の小笠原満男氏がコーチ兼アカデミーアドバイザーを務めるタレント軍団でのさらなる成長が期待される。