今年1月にセルティックからフランス1部のレンヌへの移籍を決断した古橋亨梧。
30歳の日本代表FWは、新天地で厳しい状況に置かれている。加入後6試合で120分ほどしか起用されておらず、27日のリヨン戦では2試合連続となるベンチ外となった。
1-4で敗れたレンヌは11位で、あと3試合でシーズンを終えるなか、地元紙はこう伝えていた。
『Maxifoot』
「今冬、レンヌは3400万ユーロ(55.5億円)を投じてセコ・フォファナやブリス・サンバら獲得したが、全盛期とは程遠い存在だ。
そして、セルティックから1200万ユーロ(19.4億円)で獲得した後、数週間後に姿が見えなくなってしまった不可解な古橋はどうなったのだろうか?
レンヌの経営モデルは完全に崩壊した。近年ヨーロッパの舞台に慣れてきたクラブにとって、2シーズン連続でUEFAコンペティションを逃すのはトゥーマッチだ。3シーズン目となると、耐え難い」
『Sport.fr』
「今シーズンは稀に見る不安定さで特徴づけられた。監督が2度も交代し、経営陣も変更され、新たな会長が就任した。
スポーツディレクターも一貫性がなく費用がかかりすぎるとされている選手獲得の選択について批判されている。セコ・フォファナ、ブリス・サンバ、古橋への巨額の投資は利益を生んでいない」
2023-24シーズンまではUEFAコンペティションに出場していたレンヌだが、その年はリーグ10位に終わり、今季も低迷。
そのなかで古橋らへの投資は失敗とみなされているようだ。