アジア最強のクラブを決めるトーナメントであるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)。

川崎フロンターレは、27日に行われたACLE準々決勝でカタールのアル・サッドを3-2で下した。

開始4分で先制するも同点に追いつかれると、2-2のスコアで延長戦に突入。そこで脇坂泰斗が値千金の決勝ゴールを決めた。

アル・サッドのフェリックス・サンチェス監督は試合後にこう話していた。

「日本のチームの勝利を祝福する。我々は思い通りのスタートにならず、落ち着くことができなかった。防げたはずの失点を喫した。トライしたが、簡単ではなかった。

川崎は非常に組織されており、ファイナルサードまで攻め込むのは容易ではなかった。

それでも、なんとか同点に追いついたが、延長戦で両チームともに何も起きないと思っていたところで、川崎にチャンスが訪れ、決勝点を奪われた。その後は盛り返せなかった。

かなり接戦だった。こういう試合では、ディティールが勝敗を分ける。今日は自分たちの日ではなかった。

選手たちの素晴らしい努力を称賛しなければいけない。この大会では長い道のりを歩んできたし、いい大会だったが、残念ながら次のステージに進むことはできなかった。

これがサッカーであり、ミスは起こる。こうしたことは避けられないし、選手たちを責めることはできない。

彼らの勝利への強い意志は確かなものだった。強いメンタリティを持っており、私は彼らを何ら非難しない。彼らを誇りに思う」

アジア制覇を狙う川崎は、準決勝でクリスティアーノ・ロナウドらを擁するサウジアラビアのアル・ナスルと対戦する(日本時間5月1日)。

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なお、もうひと試合の準決勝は、アル・ヒラルとアル・アハリのサウジ対決となった(ベスト4のうち3チームがサウジ勢)。

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