ベルギー1部のアンデルレヒトでプレーする後藤啓介。
191cmを誇る19歳の大型ストライカーは、1日のアントワープ戦で値千金のゴールを決めた。
後半10分にヘディングシュートを叩き込み、3-1の勝利に貢献。
ただ、『Voetbalkrant』によれば、後藤は再び故障した可能性があるという。ゴールセレブレーションで膝スライディングを見せたが、それで怪我を悪化させたかもしれないとのこと。
「アンデルレヒトの日本人ストライカー、後藤が再び負傷したようだ。今回はアントワープ戦での華麗なゴールセレブレーションの後だった。
アタッカーは素晴らしいゴールを決めた後、コーナーフラッグに向かって膝をついて滑ったが、ハムストリングスにはあまり良くなかったようだ。以前は軽傷とされていた怪我は、悪化したと伝えられている。
ロッカールームで、後藤は多くのイジりを受けるだろう。彼の痛ましいスライディングは、長きにわたって議論されるはず。
しかし、アンデルレヒトにとって笑い事ではない。ここ数ヶ月、後藤はライバルFWルイス・バスケスよりも効率的なプレーを見せてきた。後藤が欠場すれば、決勝を戦うチームにとって大きな痛手となる」
ベスニック・ハシ監督は「足を攣ったんだと思う。彼はハーフタイムの段階で90分は持たないと言っていた」と話しており、後半途中の交代はあらかじめ決めっていたと説明。
指揮官は後藤の状態を深刻にはとらえていなかったというが、4日に行われるクルブ・ブルッヘとのカップ戦決勝に進出できるかは依然として疑問だという。