トッテナム(プレミアリーグ)のアンジェ・ポステコグルー監督が怒りをあらわにした。8日、イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
ポステコグルー監督が率いるチームはUEFAヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグでFKボデ/グリムト(ノルウェー1部)を2-0で破り、マンチェスター・ユナイテッドとの決勝戦へ駒を進めた。
プレミアリーグでは現15位のユナイテッドと16位のトッテナム。
ファイナルはプレミアリーグで苦しむ両チームによる対戦となった中、記者から指揮官に対して、「マンチェスター・ユナイテッドは、この大会(EL)ではシーズンを救えないと常に言ってきた。監督(ルベン・アモリン)もそう言っているし、選手たちもそう言っている。ではトッテナムの場合はシーズンを救うことになるだろうか、それとも違うのだろうか?」と質問が飛んだ。
すると、かつて横浜F・マリノスを率いてJリーグを制した指揮官は憤慨。
「気にしない。マンチェスター・ユナイテッドの考えをなぜ気にする必要がある?それが私に関係あるのか?マンチェスター・ユナイテッドの監督になぜそう言うのか聞いてみろ。私はずっと、この大会は重要だと言ってきた」と一蹴した。
指揮官は記者に対して「トロフィーはこのクラブにどのような影響を与えると思う?」と逆質問。ポステコグルー監督はELのトロフィーがクラブに与える影響は大きいと考えている。
「彼ら(ユナイテッド)は『今シーズンは良くなかった、こんな目に遭う資格はない、ELには資格がない』と言うことで、どうにかしてチームを貶めようとしている。あるいは、なぜかマンチェスター・ユナイテッドと他クラブを比べようとしているのだろう」
なお、ELの優勝チームには来季のUEFAチャンピオンズリーグへの出場権が与えられる。