2023年に鹿島アントラーズからスイス1部のセルヴェットに移籍した常本佳吾だが、今季限りでの退団を希望していると現地で報じられた。

同クラブのスポーツディレクターを務めている、レネ・ヴァイラー氏だ。

51歳の同氏は2022年に鹿島で監督を務めた後、セルヴェットの指揮官に就任し、その後、ディレクターに転身した。

ヴァイラー氏は教え子の常本、そして、Jリーグ時代に注目していた西村拓真(現町田ゼルビア)をスイスに連れてきた人物でもある。

そのヴァイラー氏は常本の後釜を探すために来日するとされていたが、『blue Sport』のインタビューでこう明かしていた。

「(日本への視察は)選手2~3人と彼らの代理人と会った。いくつかの試合も観た。日本のマーケットは知っているし、監督だったこともある。

新シーズンに向けて、また日本人選手をジュネーブに連れてくるのはいいことだろう。まだこれ以上は言えないけれどね。常本のように、ジュネーブでインパクトを残す選手になるはずだ」

すでにJリーグを視察し、選手やエージェントら関係者とも話をしたようだ。

Jリーグ日本人選手、世界での価値が最も高い10人

セルヴェットは残り3節となったスイスリーグで現在2位。バーゼルの優勝はすでに決まっているが、2位をキープできれば、来季のUEFAチャンピオンズリーグに二次予選から出場できる。

【Qolyインタビュー】『天才』と呼ばれた邦本宜裕の紆余曲折のキャリア…韓国で変化したマインドとはー前編ー