ブラジルの3部リーグに当たる全国選手権セリエCで、審判が一時的な記憶障害に陥る事故があった。
『Globo』によれば、その事故が起こったのは日曜日に行われたロンドリーナ対トンベンセFCの前半。
この試合を主審として担当していたラファエウ・マルチンス・ジニズ氏は、11分にロンドリーナのマウリシオが蹴ったボールを顔面に受けて倒れてしまった。
その後なんとか立ち上がってジャッジを続行したものの、22分に体調が悪化したため試合の中断を宣言し、第4審に交代を要求した。
記事によれば、ラファエウ・マルチンス・ジニズ氏はその際意識ははっきりしていたものの、頭部にボールを受けたことを覚えていなかったという。
そのため彼はすぐに予防措置としてロンドリーナ大学病院へと運ばれ、入院の上一連の検査を受けることになった。
幸いにして2日間の入院でラファエウ・マルチンス・ジニズ氏の無事が確認され、火曜日には退院することが可能になったそうだ。