ドイツ・ミュンヘンのタブロイド紙『Tz』は16日、バイエルン退団が決定している元ドイツ代表トーマス・ミュラーの去就について元同代表のギド・ブッフバルト氏が進路を予想したと伝えた。
同紙によると、バイエルン退団が決まっているミュラーは去就不透明であり、高齢になってキャリアで初めて他のクラブに移籍するのか、それとも完全にサッカーを引退してクラブ内で役割を担うのかに注目が集まっているという。
最終的に移籍か引退か、どのような決断を下すにせよ、トーマス・ミュラーとFCバイエルンは永遠に密接に結びついている。
ブッフバルト氏は「トーマスは常にバイエルン・ミュンヘンと結びついている。彼はまさにミスター・バイエルンだ。そう言わざるを得ない。彼はバイエルンの偉大なレジェンドの一人だからこそ、もし彼に何かアドバイスを与えられるとしたら、どこかで新しい仕事に就くことを勧めるだけだね」と、ドイツ代表の先輩は後輩に新たな道を提案するようだ。
続けて同氏は「アメリカか、もしかしたらサウジアラビアか、あるいはもっとエキゾチックな場所かもしれない。ヨーロッパ、いや、少なくともドイツでは、絶対に無理だ。無理だ。いずれにしても、どこか海外に行くしかない」と、キャリア初の海外移籍を予想した。
過去にJ1浦和レッズに所属したブッフバルト氏は、日本でドイツとは異なるエキゾチックな経験をした。後輩であるミュラーも海外で自身と似た道を歩むと予想しているが、果たして―。