中国のサッカーサイトである球事百科は15日、中国スーパーリーグの上海海港が「JリーグのMFと契約する」と報じた。
かつて上海上港と呼ばれた上海海港は、2023,2024シーズンと国内リーグを連覇しているが、3連覇を目指す今シーズンは12試合を消化した時点で4位となっている。
そんな彼らの新戦力候補に挙げられているのがJリーガーであり、その選手というのが横浜F・マリノスに所属するトーゴ代表MFジャン・クルード(21)なのだという。
記事によると、クルードは今シーズンのACL(アジア・チャンピオンズリーグ)で上海海港との試合に出場しており、その際のプレーぶりによって注目を集めたとのこと。
この報道は中国のスポーツ記者・徐江氏の情報源をもとにしており、憶測である可能性もある。
一方、上海海港に所属するブラジル人FWレオナルド(元浦和レッズ)がジャン・クロードのInstagramをフォローしていることが噂に拍車をかけているようだ。
記事は中国の夏の移籍期間が6月23日に開始されることを伝え、この期間にジャン・クロードの加入が正式に発表される可能性があると結んでいる。
ジャン・クロードが所属する横浜F・マリノスは、ACLこそ8強まで勝ち進んだもののJリーグではよもやの最下位に沈んでいる。クラブにとって重要な戦力であるクロードを放出することがあるのだろうか。