現在、日本代表MF川村拓夢とU-21日本代表FW北野颯太が所属するオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクに、新たな日本人選手が加わるかもしれない。

オーストリアメディア『ザルツブルガー・ナヒテン』は今月11日、ドイツ1部シュトゥットガルトに所属するU-21日本代表DFチェイス・アンリはザルツブルクへの移籍が迫っていると報じた。

2004年3月生まれで現在21歳のセンターバックは、今年3月に内転筋の筋繊維断裂の負傷を負って以降、トップチームの公式戦には復帰できておらず、昨季はリーグ戦12試合の出場にとどまっている。

同メディアによると、チェイスは来年のFIFAワールドカップ(W杯)出場を目指しており、出場機会を求めてザルツブルクへ移籍するという。

この報道に現地ファンは「(サムソン・)バイドゥーが退団するので、理にかなっている。彼(チェイス)はそれほど長い間ケガをしなかった」「なぜザルツブルクは長い間離脱していた選手を獲るのですか。この移籍は本当に意味がありません」など、賛否両論の反応を示した。

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来年のW杯のメンバー入りへ滑り込むためにも、ザルツブルク移籍が正式に決まった場合は現地ファンをうならせる活躍を期待したい。

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