日本代表も出場している東アジアE-1選手権。
近年低迷している中国は、9日の韓国戦に0-3で敗れると、12日の日本戦にも0-2で敗れた。
『163』などによれば、中国の四川省にあるサッカーチームが「消極的なプレー」を理由に、地元当局から2年間の追放処分を受けたという。
リーグ1位だった四川ユース・アスレチックは6月3日の重慶戦では、選手の負傷やイエローカードによる出場停止のため、メンバーをローテーションさせ、最終的に2-4で敗れた。
それでもリーグ首位を維持したが、中国選手権組織委員会は「消極的なプレー」を理由にリーグ首位と出場資格を取り消し、2年間の追放処分と罰金5万元(100万円)という重い処分を下したという。
四川ユース・アスレチックは「消極的なプレー」という処分理由に、「どこが公平なのか」と猛反発。
中国代表は韓国戦で枠内シュート0本だったが、重慶戦での四川ユース・アスレチックは枠内シュートが6本もあったとスタッツを比較。
さらに、「中国代表の敗戦は『消極的』と言えるのか。(2013年に)タイに1-5で敗れた時、選手たちはゴールを見送った。今年はインドネシアに敗れ、昨年は日本に0-7で敗れたが、守備陣のミスによって『消極的な試合』になった」とも声明に綴っていたそう。
中国代表は昨年9月に行われたW杯予選で日本に0-7で敗れた。
現地では「アマチュアチームにとって、2年間の追放処分はほぼ『死』を意味する」とも伝えられている。