Jリーグでも近年問題になっている、選手やスタッフに対する「待ち伏せ・出待ち行為」。
SNSの浸透もあってか、問題行為も盗撮など多様化しており、対応に追われた各クラブが声明を出すことが増えている。
J1王者のヴィッセル神戸も14日、最近、選手・スタッフから自宅周辺や駅、空港など公共交通機関での待ち伏せ・出待ち行為、およびスタジアム周辺での追っかけ行為があったことを報告。
また、チーム移動時や宿泊先、その周辺においても同様の行為や、ファンサービス(サイン・写真撮影・握手・物品の受け渡し等)の要求、他の利用者や従業員の人々に配慮の欠ける行動が時折見受けられているという。
クラブは「このような行為は、選手・スタッフの心身の安全を脅かすだけでなく、公共の場において他の方々にご迷惑や危険を及ぼす恐れがありますので、今一度、以下をお願いいたします」とし、改めて下記のお願いと禁止事項を伝えている。
・自宅やその周辺、駅、空港、ホテル等での待ち伏せや出待ち行為
・街中などプライベート時での過度な声掛けや接触、盗撮、追跡
・チーム移動中のファンサービス(サイン、写真撮影、握手、物品の手渡し等)
・周囲の方々や施設関係者の迷惑となる行為
これらの行為は、安全管理上も重大な問題と考えているとのこと。
ファンサービスは選手やクラブの好意で成り立っている部分もあり、ファン・サポーターも改めて理解と配慮を心がけたいところだ。