17日、J2ジェフユナイテッド市原・千葉は同カテゴリーのモンテディオ山形からFWイサカ・ゼインを完全移籍で獲得することを発表した。
現在J2で2位に立っている千葉は、7番を背負うFW田中和樹の長期離脱によりサイドアタッカーの補強が急務となっていた。
13日の怪我のリリースからたった4日での緊急補強だった。しかも12日に対戦したばかりの16位・山形から引き抜く形となった。
イサカ・ゼインは現在28歳のFWで、右サイドを主戦場とするサイドアタッカー。2023年に加入した山形では通算100試合出場で12ゴールを挙げた。
ガーナ人の父と日本人の母を持つハーフで、名門・桐光学園高校から桐蔭横浜大学を経由して2020年に川崎フロンターレに入団した。
イサカは加入時に「この度モンテディオ山形から加入する事になりましたイサカ ゼインです。歴史あるジェフユナイテッド千葉の一員となれる事を嬉しく思っています!チームの目標に対して自分の持っている力を120%出し続けていきます。これからよろしくお願いします!」とコメントしていた。
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千葉は前節の山形戦で粘り勝ちしたものの、少しでも負けが込めば昇格圏から弾き出される状況には変わりない。
イサカが後半戦の起爆剤となり、16年ぶりのJ1復帰を成し遂げることができるか。