かつて日本代表の10番として活躍した香川真司。

ワールドカップ2大会でエース番号を背負い、日本代表として通算97試合に出場した。

海外での活躍を経て、2023年に古巣セレッソ大阪に復帰した36歳の香川は、Xにこんな投稿をしたことが話題になっている。

「前から思っていたけど、メディアに出て発言するなら誰であれ言動に責任はあると思う。

現役を引退し言葉を発する仕事につくのであればアスリートへのリスペクトは持つべきだし、自分の考えや、自分のサッカー人生を小馬鹿にするような言動をされるとすごく残念に思う。

次世代の為にもアスリートの価値が高まる報道や言動を今後期待したい。」

かなり意味深だが、これは日本代表でともにプレーした内田篤人に向けたものだと見られているようだ。

2020年に引退した37歳の内田は、現在、サッカー以外にも活躍の場を広げている。

その内田は、DAZNのFOOTBALL TIMEで、怪我による長期離脱からの復帰を目指している日本代表DF冨安健洋と対談。そこで2人はこんな話をしていた。

冨安「(2022年W杯は)アーセナルで、プレミアリーグでやっていて、普段通りプレーすれば大丈夫っていう感覚で行っちゃったので。

それはいいことでもあると思うんですけど、前回のカタールW杯ではよくない方向だったのかなと思っていて、平常心すぎて、湧き上がるものが足りなかったというか。

W杯を考えずに日々毎日やっていたら、それがW杯につながると思って、W杯に臨んで、平常心すぎてうまくいかなかった、結果を残せなかったというのもあるので。

その後に香川真司さんと会うタイミングがあって、真司さんとそういう話をして、しっかりW杯に向けて準備していったほうがいいよってアドバイスを貰って。

そこから4年間だなと思ってやっていたんですけど、正直、(長期離脱でプレーを)1年間もやらないのは想定外ではありましたけど。

ここからW杯に向けて、まずはしっかり出られる状態になることと、移籍先だとかをしっかり逆算して考えるべきだなと思っていますね」

内田「1個だけ不安なのは真司ってところ、ふふふ(笑)香川真司ってところが不安だけど(笑)」

冨安「真司さんの名前を出そうか迷いましたけど(笑)僕が大尊敬する先輩なので…」

内田「そうなんですか?香川クンが?(笑)」

同世代の香川と内田は、2008年北京五輪をともに戦い、日本代表でも48試合ともにプレーした間柄。

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内田のイジるような発言に香川は苦言を呈していた可能性があるようだ。

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