浦和レッズは25日、FW髙橋利樹(27)が清水エスパルスへ完全移籍すると発表した。
1998年1月20日生まれの髙橋は、2020年に国士舘大からロアッソ熊本に入団し、2年目には同クラブのJ3優勝とJ2昇格に貢献した。
2023年に熊本での活躍を経て浦和へステップアップすると、同シーズンはリーグ戦11試合に出上して1ゴールを記録。2024シーズン後半には横浜FCに期限付き移籍してJ2で31試合4ゴールの活躍でチームをJ1昇格に導いた。
今季、浦和へ復帰したFWだが、ここまでリーグ戦3試合の出場にとどまっている。
浦和は、クラブの公式サイトで、清水への移籍が決まった髙橋のコメントを掲載した。
「このたび、清水エスパルスへ完全移籍することになりました。シーズン途中で浦和レッズを離れることになり、申し訳なく思っています。ただ、一人のサッカー選手としてもっと飛躍したいという気持ちがあり、悩んだ末の決断でした。
浦和で過ごした時間は、自分にとって本当にかけがえのないものでした。
素晴らしいファン・サポーターのみなさまの前でプレーできたことを、誇りに思っています。これまで温かいご声援をいただき、本当にありがとうございました」
また、清水もクラブの公式サイトで、髙橋の入団コメントを掲載した。
「浦和レッズから完全移籍で加入することになりました髙橋利樹です。清水エスパルスの一員としてプレーできることを、大変うれしく思います。
これまで自分が積み上げてきた経験や力を、このチームのために還元し、一つでも多くの勝利に貢献できるよう全力を尽くします。応援よろしくお願いします」
SNSでは「最高の選手を愛してやってください」「もっと一緒に戦いたかった」「ジェラ(住吉ジェラニレショーン)との国士舘同級生ラインに期待!」など、浦和サポーターからは惜別の声が寄せられ、清水サポーターは住吉との国士舘大同期のホットラインに期待を寄せる反応が多かった。