かつてイタリア・セリエAや同国代表の伝説的なMFとして名をはせたアンドレア・ピルロ氏。
イタリアサッカー界のレジェンドは、UAE2部のユナイテッドFCの監督に就任するようだ。すでにクラブの公式サイトで発表されている。
現在46歳のピルロ氏は、1995年に当時セリエAのブレシアでプロデビューを果たし、その後はインテルやACミラン、ユヴェントスなどイタリアの名門クラブで数々のタイトルを獲得。現役時代は世界屈指のフリーキッカーとして長年印象的な活躍を見せた。
また、イタリア代表としてもFIFAワールドカップ3大会(ドイツ、南アフリカ、ブラジル)に出場。ドイツW杯ではアズーリを優勝に導いている。イタリア代表として国際Aマッチ通算116試合に出場した。
現引退後は、古巣ユヴェントスの監督に就任。しかし、セリエA10連覇を逃して1年で解任された。
その後もトルコのカラギュムリュクや母国の古豪サンプドリアの監督を歴任したが、現役時代のような圧倒的な結果は残せず、今回は欧州の地を離れてアジアからの再出発をを選んだ。
ピルロ氏が監督に就任したユナイテッドFCは、2022年に創設されたばかりの新しいクラブで、本拠地はドバイ。UAE内で「欧州型の育成と戦術」を取り入れた先進的なクラブの構築を目指しており、海外資本主導の発展型クラブという特色を持っている。
超名選手だったのに、監督になったらダメダメだった6名のスター
昨季は2部で15チーム中4位フィニッシュ。今季は元イタリア代表のレジェンドの下、1部への昇格を狙っている。