日本代表の前田大然や旗手怜央、稲村隼翔が所属するスコットランド王者セルティック。

リーグ4連覇中の強豪でプレーする26歳のアイルランド代表DFリアム・スケールズが興味深い話を明かしていた。

『Jack's Tee Time Talks』で、10代の頃はUberのフードデリバリーをしていたのと聞かれるとこう話していたのだ。

「Deliveroo(英国のデリバリー企業)でね、自転車で走り回ってたよ!(当時はサッカーで)給料がもらえなかった。奨学金をもらっていたけれど、少し稼ぐためにDeliverooを始めたんだ」

彼は、アイルランドのプロリーグに属するUCD(アイルランド国立大学ダブリン校のサッカーチーム)でユース契約を結んでいた際、配達員としても働いていたという。

「興味を示してくれたクラブはいくつかあったけれど、UCDの奨学金制度に惹かれた。

母は教師だったので、僕ら兄妹たちが学校でいい成績を収めることを常に望んでいたし、僕らはそうしていた。

僕らいつでも好きなことを選ぶ自由があったけれど、学業面で優秀だったので、サッカーを続けながらその教育を受けることは完璧だったんだ」

スケールズは、UCDでアイルランド2部リーグ優勝に貢献。その後、プロクラブに引き抜かれ、強豪セルティックにまで上り詰めた文武両道の選手のようだ。

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UCDは、選手たちにシニアサッカーと大学の学位取得の機会を提供する奨学金制度で高く評価されているそう。

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