ヨーロッパへ渡った日本人選手が、トラブルに巻き込まれていたようだ。
J1の町田ゼルビアが31日、保有権をもつMF黒川淳史(27)がラトビア1部FKトゥクムス2000へ期限付き移籍することを発表した。
1998年2月4日生まれの黒川は、大宮アルディージャ(現J2・RB大宮アルディージャ)の下部組織で育ち、2016年にトップチームに昇格した。
大宮から水戸ホーリーホック、ジュビロ磐田を経て2023年に町田へ。その後はかつてプレーした大宮、水戸へ期限付き移籍したが、以前所属していた当時の活躍を見せることができなかった。
黒川は、今年2月にブルガリア1部FCスパルタク・ヴァルナへ期限付き移籍することが発表されていた。
しかし町田が発表したコメントによると、数か月の間ビザを取得できず試合に出場できなかったのだという。
「この度、ラトビア1部FK Tukums2000に移籍することになりました。ブルガリアではビザの問題で試合に出場することができませんでした。
今回はその問題も解決し、あとはピッチで表現するだけなので思う存分楽しみたいと思います。
この場を借りて、この移籍に際して尽力してくださった関係者の皆様には感謝申し上げます。
遠くにはなりますが、引き続き応援よろしくお願いいたします」
新天地ラトビアではビザの問題はすでに解決しており、ブルガリアでの鬱憤(うっぷん)を晴らす活躍が期待される。
鈴木優磨も…「欧州クラブへの移籍が“直前で破談”になった日本人選手」
この発表にSNSでは「頑張れ黒川選手」「ラトビアで思いっきり楽しんでください!」「なんか髪伸びてる!?」など、黒川の挑戦を応援する声や、髪型の変化についてのコメントが寄せられた。
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