日本代表DF伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘンとキットサプライヤーのadidasは2日、2025-26シーズンに向けた新サードユニフォームを発表した。
ブラックカラーのこのキットは、主にUEFAチャンピオンズリーグでの着用をメインに使用される。
Bayern München 2025-26 adidas Third
バイエルン・ミュンヘン 2025-26 adidas サード ユニフォーム
新サードユニフォームは、ブラックを基調にレッド/ホワイト/カーキの3色を組み合わせるカラーリング。サードにブラック系を採用するのは2022-23シーズン以来となる。全体を覆う濃淡ブラックのチェックパターンが特徴的な一着。
左胸のエンブレムは、1920年代から30年代(※諸説あり)にかけて使用した100年ほど前のデザインが、2023-24シーズン以来の再登場を果たしている。
襟と袖口にはレッドで鋸歯状の模様をデザイン。チェック柄も含め、ユニークでオシャレなユニフォームだ。
そんな今作のテーマは、今季のホーム・アウェイ両ユニフォームと同様に“地元ミュンヘンの伝統を称える”というもの。サードは「マリエン広場とミュンヘン市庁舎」をモチーフとしている。
マリエン広場とミュンヘン市庁舎(正確には新市庁舎)は、バイエルンがタイトルを獲得した際の優勝祝賀会開場として知られている場所。
シャツの裾部分には、優勝祝賀会で選手たちがバルコニーに登場する市庁舎をクラシックなタッチで描いたラベル付き。全体を覆うチェックパターンは、市庁舎の外観(窓枠)を思わせる。
また、「B」文字にも見える襟部分のグラフィックは、広場の路面の模様をイメージしているのかもしれない。
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今作のキービジュアルには伊藤洋輝も登場し、シャツインの着用姿を披露。
この新ユニフォームは、現地時間8月7日に本拠地アリアンツ・アレーナで行われるトッテナム・ホットスパーとの親善試合でデビューの予定となっている。
ストリートとの相性も良さそうなブラックの“チャンピオンズリーグ”ユニフォームは、バイエルンの公式オンラインストア、adidasオンラインストア他で販売中。