フランス1部レンヌから英2部バーミンガムへ移籍した日本代表FW古橋亨梧。
岩田智輝、藤本寛也との日本人トリオを形成することになった30歳のストライカーは、プレミアリーグ移籍の原動力になるような活躍を期待されている。
ただ、古橋は開幕前最後のプレシーズンマッチとなる2日のノッティンガム・フォレスト戦でベンチスタートになり、後半途中から30分ほどプレー。
『Birmingham Mail』によれば、古橋は持ち前の動き出しを見せていたものの、まだチームメイトとの息が合っていないという。
クリス・デイヴィス監督も古橋の動き出しをチームメイトたちが認知するためには練習場での取り組みが必要であることを認めていたそう。
「我々は毎試合ごとにすべてを分析し、ポイントを掴もうと努めている。彼は本当に素晴らしい走りを見せてくれている。
(チームメイトが)彼のことが見えなかったり、見つけられなかったりする時もある。だが、彼にはこれからも走り続け、あのエネルギーでプレーし続けてほしい。
彼は速い。GKにプレッシングをした際には、ペースチェンジが見て取れた。
亨梧にとって、新しい国、新しいリーグ、新しいチームへの移籍は、いまだに全てが新しいことだが、彼の動きやスピードといった資質は明らかだ。
我々はプレシーズンで彼のために多くのチャンスをクリエイトできていないが、彼は非常に優れたフィニッシャーだ」
チームとして古橋の能力を最大限に引き出せていないとしつつ、その能力は間違いないと評価しているようだ。
バーミンガムは8日のリーグ開幕戦でイプスウィッチと対戦する。