日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダ。

昨季はスペイン1部リーグで11位に終わり、欧州コンペティション出場を逃した。

得点力のあるセンターフォワードが不在のチームは、38試合で35得点と得点力不足を露呈し、久保は補強の必要性を訴えた。

先日、ソシエダは、ウォルヴァーハンプトンから元ポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスを獲得したが、彼は左サイドを主戦場とするウィングだ。

『COPE』などによれば、ソシエダは大物ストライカーの獲得に迫っていたものの、土壇場で破談になったという。

ソシエダが獲得寸前だったとされているのは、世界的強豪レアル・マドリーのブラジル代表FWエンドリッキ。

2023年に弱冠17歳にしたブラジル代表にデビューした神童ストライカーだ。身長は173cmほどど小柄だが、ブラジルのレジェンドであるロマーリオのような得点センスを持っている。

4750万ユーロ(81億円)でレアルが青田買いしたものの、世界的スター軍団に加入した昨季は、847分ほどしかプレーできなかった。

レアルはエンドリッキの出場時間を増やすためにレンタル移籍を前向きに考えており、ソシエダへのシーズンローンがほぼ決定していたが、怪我の影響で破談になったという。

エンドリッキは5月にハムストリングを痛めて、全治2か月ほどと診断された。その後、7月のクラブW杯期間中にも負傷したため、ソシエダ移籍は成立しなかったとか。

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ちなみに、19歳になったエンドリッキは、この夏に新妻とともに新婚旅行で日本を訪れている。

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