日本代表で歴代1位となる通算75ゴールを記録した釜本邦茂氏。日本が生んだ名ストライカーが81歳で亡くなった。

日本サッカー協会は、「釜本邦茂氏はかねてから病気療養中でしたが、8月10日午前4時4分、大阪府内の病院で肺炎のため、逝去されました」と訃報を伝えた。

1944年生まれの釜本氏は、早稲田大学在学時に日本代表デビューを果たすと、1968年のメキシコシティー五輪では、7ゴールで大会得点王に輝くとともに銅メダル獲得に大きく貢献した。

韓国の『SPORTAL KOREA』も「ペレや韓国のレジェンドからも称賛された日本人ストライカー、肺炎で死去」とその死を悼んでいる。

「日本サッカー界の偉大なスターが逝去した。釜本氏は日本だけでなくアジアを代表するストライカーだった。

元韓国代表GKのイ・セヨンは、釜本氏の技術に感銘を受け、『我々にはチャ・ボンクンやイ・フェテクもいるが、釜本氏ほど優れた選手はいない』と称賛していたほどだ」

1945年生まれのイ・セヨンは、韓国代表で81試合に出場した元守護神。

チャ・ボンクンは韓国代表史上1位タイの試合出場記録と最多得点記録を誇るレジェンドストライカーで、イ・フェテクも韓国サッカーの殿堂入り果たした同国史上に残るFWだ。

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また、ブラジルが生んだスーパースターのペレもかつて、釜本氏を途方もない太ももとシュートを備えたストライカーだと称賛していたそう。

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