世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表。

韓国もすでに本大会出場を決めており、9月~10月には日本と同じくメキシコ、アメリカ、パラグアイと対戦する予定だ(10月にはブラジルと対戦する見込み)。

そうしたなか、韓国の『OSEN』は、「韓国サッカー史上初の『ドイツ系韓国人』選手の誕生が間近に迫っている」と伝えていた。

その選手はイェンス・カストロプ。ドイツ人の父と韓国人の母の間にドイツのデュッセルドルフで生まれた22歳のMFだ。

彼はニュルンベルクでブレイクすると、この夏に福田師王と町野修斗も所属するドイツ1部のボルシアMGに引き抜かれた。

ドイツU-21代表経験があったが、FIFAの基準に基づき、11日にドイツサッカー協会から韓国サッカー協会への所属変更が完了したという。

韓国サッカー協会関係者は「まず選手側が協会変更を要請した。協会側も事務手続きを完了し、FIFA側も事務手続きを完了した。ただ、カストロプが次の代表戦に選出されるかどうかは不明だ。選出は監督の権限だ」と付け加えた。

カストロプは母親とソウルを訪れるなど、韓国への愛情を表してきたそう。まだ兵役の問題は解決されていないが、帰化代表選手への一歩を踏み出したという。

彼は4月下旬に右膝側副靭帯を断裂したものの、強靭な脚の筋肉が重傷を防ぎ、手術は回避されたとのこと。

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なお、在釜山日本国総領事館によれば、「韓国においては兵役制度があり、韓国国籍を含む重国籍の男性は、18才になる年の3月末日までに韓国国籍を離脱しなければ、兵役義務が適用されます」とのこと。

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