フランスのスタッド・ランスから古巣であるベルギー1部のヘンクに移籍した伊東純也。
32歳の日本代表ウィンガーは、2026年ワールドカップまで1年と迫るなか、2部に降格したスタッド・ランスからの退団を決断。一番熱心に誘ってくれたという古巣へ3年ぶりに復帰することになった。
その伊東は、15日に行われた明本考浩と大南拓磨が所属するルーヴェンとの試合でヘント再デビューを果たした。
伊東は後半34分から出場し、ヘンクが2-1で勝利。ファンたちは「青いユニ似合ってる」「復活戦デビューおめでとう」などと伊東の復帰戦を祝福していた。
『Sporza』によれば、ヘンクのトルステン・フィンク監督は「満足している。前半は力強いプレーができた、もっと得点できたはずだ。この勝利は、チームとしての精神力の賜物。この勝利のために、我々は戦い抜いた。ヨーロッパリーグを見据えると、これは重要な勝利だ」と試合後に話していたという。
フィンク監督は、2019~2020年までヴィッセル神戸を率いたこともある人物。
リーグ戦では開幕4試合目でようやく初勝利となったヘンクは、22日にポーランドのレフ・ポズナニとのUEFAヨーロッパリーグ予選プレーオフラウンドの1stレグを戦う。