2023年からフランスのスタッド・ランスでプレーしてきた日本代表FW中村敬斗。
伊東純也と関根大輝も所属していたクラブは来日ツアーを行うなど日本との結びつきを強化していたが、昨季フランス2部リーグへ降格したことで状況が変わった。
来年にFIFAワールドカップが控えていることもあり、すでに伊東は古巣であるベルギーのヘンクに移籍。25歳になった中村も移籍を志願したものの、クラブ側は是が非でも引き止めたい意向だとされている。
中村は「健康面の問題」で今夏の日本ツアーを欠場すると、すでに開幕した2部リーグでも欠場が続いており、クラブと対立状態にあると伝えられている。
そうしたなか、イタリアの『Tuttomercatoweb』は、セリエAのボローニャが中村を獲得候補にしていると報じた。
かつて中田英寿氏や冨安健洋(現無所属)ら日本人もプレーしたボローニャは、1909年に創設された歴史あるクラブ。
昨季はセリエAで9位だったものの、コッパ・イタリアで優勝したことで、UEFAヨーロッパリーグへの出場権を得ている。
ボローニャはウィンガーの補強を検討しており、チームの質を高める存在として中村の獲得に意欲を見せているとのこと。
そのボローニャは、23日のセリエA開幕戦でASローマと対戦する。