スペイン1部レアル・ソシエダで4年目のシーズンを迎えた日本代表MF久保建英。

昨季のソシエダは、38試合でわずか35得点と得点力不足に苦しむと、11位に終わり、欧州コンペティション出場を逃した。

今年7月、久保はチームに対して補強の必要性を訴える発言をしたが、ソシエダのセルヒオ・フランスシコ新監督は、「彼が示す野心は本当に素晴らしいと思うが、チームの質に関しては同意できない。彼が言っている以上に我々は多くものを備えている」とコメントしていた。

『Marca』や『AS』などスペイン主要紙によれば、久保は、24日のエスパニョール戦に「補強のこと?自分はすでに謝罪したので、もう何も言わない。もしミスをしたなら、言わない方がいい」と述べたという。

現地では「久保の発言は、チームを強化するために、ハイレベルかつ重要な選手の補強が必要だと訴えるものだった。この発言は物議を醸したが、今回本人はそれについて追及することを拒否し、明らかに撤回した」とも伝えられている。

現在チームに所属する選手たちに対して敬意を欠きかねない発言だったために、久保は謝ったようだ。

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ソシエダは、開幕2試合続けてドローとなっており、30日は昇格組のオビエドと対戦する。

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